ISOやPマーク取得など、どんな問題にもワンストップサービスで 


法定健康診断や外国人研修生受け入れ支援など、多様な経営サポートも
※2007年7月発行の「ソシアランス」掲載記事です。

社会保険労務士法人
小川労務管理事務所

社会保険労務士 小川 茂

TEL:092-555-5940
FAX:092-553-1313
所在地:福岡市南区

人に関わる「未来会計」の相談

中小企業の経営者様が社会保険労務士事務所をご利用いただくメリットは何でしょうか?

小川 私どもが中小企業の社会保険や労災保険の申請や諸手続きなど、いわゆる1号、2号の手続き代行業務をさせていただいてきたことは事実ですが、しかし、これが社会保険労務士の仕事の本質ではありません。企業は、いかに人を活かすかが重要課題であり、生産性向上や従業員のモチベーション向上、人事制度の改革など、人的管理の面でのご支援、人と組織に関わる付加価値的な仕事が我々のほんとうに重要な業務です。税理士が企業の「過去会計」の面倒を見てくれるものであるとすれば、社労士は従業員という人に関わる、企業の「未来会計」の相談に応ずる仕事と言えましよう。

長い目で見た時の、中小企業経営のメリットを考えるということでしょうか?

小川 もう少し例え話をすると、春にあった大阪のジェットコースター事故。あの遊園地は、必要な点検などを先送りしたために、ああいう事故を起こし、経営的にも大きなダメージを受けた。中小企業の労務管理や人事政策も同じことです。やるべきことをきちんとやっていれば、トラブルは未然に防げるし、起きたとしても最低限の被害で済む。口先だけで「御安全に」などと言っていてもだめで、現場から取り組んでいくことが重要なんですね・それが従業員さんも安心して働ける環境づくりになるのですから、結局、企業経営にもプラスです。我々の仕事はそういう取り組みのお手伝いであり、ご支援ですね。

何か事が起きてしまってからでは遅いということですね。

小川 その通りです。一度、何かの事故が起きれば、企業の死活問題になる。巨額の補償問題や企業としてのイメージダウンはもちろん、中小企業の場合は、元請企業からの発注停止といった事態にもつながりかねません。

労働安全衛生の問題に大きな力

ただ、この厳しい競争時代で、事業主様の諸負担も大きい中、一朝一夕にすべては難しいのでは?

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小川 もちろん私どもも、今10のことができていないのを、一気にゼロにしてください、というようなご指導、四角四面な規則の押し付けはしません。言わば「大岡裁き」のようなやり方も大切だと考え、徐々に改善していただくよう努力をする訳です。苦しい中でも徐々に改善して行くという取り組みは、我々のような専門知識のある第三者のアドバイスを受けながら、おやりいただくのが一番だろうと思いますね。とくに私は労働安全衛生の問題については、しっかり取り組んでいただくよう、力を入れてきました。

最近は勤労者の過労死も増えているそうですね。

小川 そうです。ですから従業員さんの健康診断などもきちんと実施してくださいと。企業が収益をあげ、従業員さんが給料をあげるには、一生懸命働くことが大切ですが、やはり適度な休養や健康維持のための取り組みも欠かせませんから。また、当労務士法人の業務とは別に、中小企業の労働安全衛生教育のための受け皿として、県内の各企業さんや行政との協力で、福岡経営者労働福祉協会という社団法人を組織して、ずいぶん早くから各種の職業技能教育なども行っています。たとえばクレーンの玉掛け教習では、福岡労働局の教習機関指定の第一号ですよ。

その経営者労働福祉協会では、労働保険事務組合業務なども行っているようですね?

小川 これも、社労士事務所が関わって設立した例としては全国で初めてでした。きっかけは、社会保険業務を受託していた、ある鋳物工場の事業主さんが、水蒸気爆発で大火傷を負った事故でした・当時は労災保険の事業主特別加入制度を利用していなかったため社会保険で医療を受けたところ、レセプト点検でこれは労災だから社会保険からの給付はできない、今までの治療費百万円余りも返還しろと訴えを起こされたのです。私は、東京まで行って審査会に申立てをして何とか救済をしたのですが、そういうこともあり労働保険事務組合を作って事業主の特別加入を推進したのです。

事業主さんと家族同然の付き合い

非常に親身になっての仕事ぶりという印象です。

小川 もちろんです。損得勘定もないし、感謝されようなどという欲もありません。ある工事現場で、若い重機オペレーターの死亡事故があったのですが、その奥さんが妊娠初期だった。そういう場合、社労士は遺族補償の問題などをすべてやるのが当たり前ですが、私は、その奥さんにお腹の赤ちゃんはどうなさるのですか?と敢えて尋ねました。悲しみの中で、誰もそんなことは聞けないけれども、これはその奥さんの以後の長い人生には非常に大事なことですからね。遠慮して誰も何も聞かないままに月日がたてば、どうしようもなくなってしまう。社労士というのは、そこまで中小企業やそこで働く従業員のことを心配し、配慮する仕事なのです。顧問を務める先の事業主さんとは家族のような付き合いですよ。

最近は社会経済情勢の変化で、中小企業様のニーズもずいぶん変わって来ているのでしょうね?

小川 非常に多様化してきていますね。中小企業はこれまで事業主さんのツルの一声で何でも決めて来られましたが、今は、社会からの要請も多岐にわたるようになり、事業主さんがやれと言っても社内だけではできないことも増えています。たとえば環境保全のISO14001の認証取得などは、社内だけではまず無理でしょう。しかし、今はその取得が事業の必須条件のようになりつつありますからね。私のところでは、「アセットコンサルティング」という関連組織を設けて、こうしたニーズにお応えしています。

ASP化で多様なニーズに対応

個人情報保護などの問題も重要でしょうね?

小川 そうですね。プライバシーマークの取得なども非常に手間ひまがかかりますので、これもご相談に応じています。重要なのは、いくら環境保全や個人情報保護に取り組んでいて、実際、何とか実現できているとしても、それを企業活動の仕組みや制度として組み込み、また社会にわかる形で示さないとやっているとは評価されない時代だということです。それには決められた方法があり、必要な手順があるのです。

それだけニーズが多様化すると社労士法人としての仕事も多忙を極めるでしょうね。

小川 ですから合理化できる部分はしっかりと合理化しています。社労夢ハウスに加盟しているのも、行政の電子申請などIT化の流れに対応し、単純な手続き代行業務や事務処理はどんどん合理化するためです。また、社労夢ハウス加盟のASP社労士事務所であれば、事務所内に顧問先の企業の従業員個人情報を置かない訳ですから、情報漏洩などの心配もありません。自分で持たない情報は、漏洩しようがないのです。

小川労務管理事務所が今後めざす方向は?

小川 何と言っても中小企業に一番近い存在は、我々社労士です。小川社労士法人、福岡経営者労働福祉協会、アセットコンサルティングが三位一体となり、中小企業のどんな問題にもワンストップサービスでお応えできるよう、勉強とスキルアップに努めて行きます。そして、顧問先の中小企業さんとともに、成長したいと考えています。

社会保険労務士法人 小川労務管理事務所

http://rohmu.com/


社会保険労務士
小川 茂
住所
〒815-0032
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TEL 092-555-5940
FAX 092-553-1313
E-mail
ogawa@rohmu.com
創立以来、中小企業の労務管理支援を目的に企業経営の羅針盤としての役割で貢献。社会保険労務士業を基軸に、労働安全衛生教育や労働災害防止事業などを手がける社団法人福岡経営者労働福祉協会、ISOやプライバシーマークなど法人認証の取得支援を行うアセットコンサルティングといったワンストップサービスの展開で中小企業を支援する。
ISO9001認証取得(2006.12)/プライバシーマーク(2007.7取得予定)

クラリネット

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